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紅茶



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 紅茶の生産地や種類、
 おいしい入れ方についてご紹介。

←写真のドリンクは、トリプルティー。
 下の層から順番に、グレナデンシロップ、
 オレンジジュース+ガムシロップ、アイスティーという
 3層のドリンクです。
 結構甘いので、お子様に喜ばれそう。

歴史 中国では、古くから緑茶が飲まれていた。
発酵茶である紅茶がいつ頃から飲まれるようになったかは不明。
オランダ人が日本と中国からそれぞれお茶を買いつけてジャワ島のバンタムからオランダ船に積んで本国に送ったのが1610年頃。
このオランダが、イギリスやフランスなど、ヨーロッパ諸国へ紅茶を売って広めた。
日本では、長く緑茶を飲む習慣があり、紅茶を最初に飲んだ時期は確かではないが、
1906年(明治39年)に初めて英国から紅茶が商品として「舶来セイロン紅茶」を輸入し、
輸入食品の老舗である「明治屋」で売られたのが、外国産のブランド紅茶の歴史の始まりと言われている。
生産地 世界3大銘茶
・インド
・スリランカ
・中国
種類
産地
特徴
ダージリン
インド・ダージリン地区
標高500m〜1500m。
緑茶等と同じ中国種の茶樹。
フルーツに似た爽やかな香り。
ウバ
スリランカ山岳部・ウバ地区
ウバフレーバーと呼ばれる香り。
「メチルサルチレ」という「湿布」に含まれる成分と同じ成分が入っているため、独特の渋みとコク味がある。
キームン
中国安徽省西南部
バラや蘭に似た香りがある。
世界最古の紅茶の生産地。
アッサム
インド北東部・アッサム州
くせがなく、香りや味が
しっかりしていて濃厚なため、
ミルクと相性がよい!
アールグレイ
中国産やセイロン産の茶葉
一番有名なフレイバーティー。
茶葉にベルガモット(シシリー島の果物)の香りをつけたもの(着香茶)。
→アイスティーによく使われる!
アールグレイの「アール」とは、英語で「伯爵」という意味で。
アールグレイとは、実在したイギリスの「グレイ伯爵」に由来している。
伯爵がとある中国茶を飲んだときに、その香りと味わいに感動し
同じ物を求めてイギリス人の茶商に頼み、イギリス人茶商が、その香りと味わいを
再現するために、その香りに似ていた柑橘系の果実・ベルガモットを使い、
茶葉に着香させて人工的な香り付けの紅茶を創ったと言われています。
品種 茶の樹は、ツバキ科の「カメリア・シネンシス」という植物です。
この樹は温帯から熱帯の、温暖で雨の多い地域で栽培されていて、
品種は、紅茶用のアッサム種、緑茶用の中国種の2種類に分けられる。

・アッサム種
 インドのアッサム地域で発見された直立型の高木で、
 10メートル以上の高さになるものもあるので、日本人がイメージするお茶の樹とは違う。
 葉の大きさは13センチメートルくらいで、色は淡い緑色、
 発酵しやすいという特徴があるので、紅茶に向いている。

・中国種
 日本茶に代表されているおなじみの2〜3メートルの高さのお茶の樹。
 葉の大きさは6〜9センチメートル、赤っぽい色をしているものが多いのが
 アッサム種との違い。
 耐寒性があり、発酵しにくい特徴がある。
 よって、緑茶用に使われる。
製造工程 紅茶には、基本であるオーソドックス製法とそのほかのアンオーソドックス製法があります。

オーソドックス製法
@採取
 人の手によって、一つ一つ丁寧に茶摘み
 (一芯二葉、又は一芯三葉摘み)されます。

A萎凋(いちょう)
 摘まれた生葉を萎凋槽に敷き詰め、
 およそ8〜10時間ほどかけて生葉に含まれる水分の
 約半分を蒸発させて、葉をしおらせ、
 次の工程で葉を揉みやすくします。

B揉捻(じゅうねん)
 揉捻機へと送られ、圧力をかけながら葉を揉む。
 →組織細胞を砕いて、葉の形を整える。

C発酵
 室温25〜28度、湿度80%の発酵室にある発酵棚へ葉を広げ、
 自然酸化発酵させる。

D乾燥
 発酵させた葉を大型の乾燥機へ入れて加熱乾燥させ、
 発酵を止める。
 茶葉に含まれる水分が4〜5%になるまで乾燥させる。

E等級分け
 乾燥の終わった「荒茶」から、余分な茎や糸クズなどの
 不純物を取り除く。
 ふるいにかけてサイズごとに区分する。
アンオーソドックス製法 (CTC製法)
萎凋→柔捻→発酵→乾燥というおおまかな順序は、オーソドックス製法と似ていますが、CTC機という揉捻機を使うのが特徴。
CTCとは、
C (crush = 押しつぶす)
T (tear = 引き裂く)
C (curl = 丸める) の頭文字をとったもの。
茶葉が丸い形に仕上がる。
見た目にはぶどうの種子のようになっており、茶葉の細胞組織が破壊されるため、湯を注ぐと茶の抽出成分がすばやく溶け出し、カップ水色がとても美しいのが特徴。
→ティーバッグによく使われる。
等級区分 紅茶の茶葉はさまざまな等級(グレード)に区分される。
OP、BOPといった表示があるが、
これらは、あくまで区分された茶葉の形状と大きさ(サイズ)の違いを表すもので、
日本茶のような、品質や味の良し悪しの等級ではないという点に注意!

葉の形状は、下記の表の上が一番大きく、下に向かって小さくなっていきます。
等級分類 略称 読み 特徴
リーフ グレイド
芽や葉はカットせず形状を生かして仕上げた物
FOP フラワリー オレンジ ペコ オレンジ ペコの中でも特に若い芽の芽先の白毛(チップ) が多いもの。
OP オレンジ ペコー 若い芽と葉からなり、細く、よくヨリがきいた大きめのもの。水色はやや薄いが、風味は優れている。
P ペコ やや固くなった葉からなり、短く太めにヨラレたもの。香りも水色もややオレンジ ペコより薄い。
PS ペコ スーチョン ペコよりさらに固い、葉柄や基部分の葉からなる。香りも水色も弱い。
ブロークン グレード
芽や葉を2〜3センチにカットした物
FBOP フラワー ブロークン ペコ オレンジ ペコをカットしたもので特にチップが多いもの。
BOP ブロークン オレンジ
ペコ
オレンジ ペコをカットしたもの。風味はオレンジ ペコと変わらず、茶葉が小さいだけ早く浸出する。
BP ブロークン ペコ ペコをカットしたもの。ブロークン オレンジ ペコより若干サイズ大きい。水色はやや薄い。増量用として使われる。
BPS ブロークン ペコ スーチョン ペコ スーチョンをカットしたもの。ブロークン ペコよりやや大きい。香りも水色も薄い。増量用として使われる。
ファニング グレード
ブロークン グレードをさらに細かくカットしふるいで落として出来たもの
FBOPF フラワリー ブロークン オレンジ ペコ ファニング ブロークン オレンジ ペコよりさらに小さい。水色が濃く、浸出も早い。ブレンド用として使われる。
BOPF ブロークン オレンジ
ペコ ファニング
PF ペコ ファニング ダストを除くと最も小型のもの。水色やや弱い。増量用として使われる。
F ファニング 主にティーバック用に使われる細かな茶葉で、水色と成分をすばやく抽出することができる。
ダスト グレード
ファニンググレードをもっと細かくしたもの
D ダスト ファニングよりもさらに細かくさらさらした粉のよな茶葉で抽出効率がよくティーバックなどのブレンド用に使われる。
入れ方 英国式の伝統的な紅茶の入れ方を「ゴールデンルール」といい、
5つの基本原則がある。

@Use good quality tea ・・・ 良質の茶葉を使いましょう
AWarm the tea pot ・・・ ティーポットを温めましょう
BMeasure your tea,one for a pot ・・・ 茶葉の分量(1杯3g)をいれましょう
CUse freshly boiling water ・・・ 新鮮な沸騰しているお湯を使いましょう
DAllow time to brew ・・・ 茶葉を蒸らす時間を待ちましょう

注意点:

紅茶には軟水を使う。
お湯は沸騰直後(100℃)のものを使う。
ぬるかったり沸騰しすぎたお湯では紅茶の香気成分がよく出ない。
ポット 陶磁器か銀製のティーポット、あるいはガラス製のティーサーバーを使う。
※鉄分を含むポットの使用は、紅茶のタンニンが鉄分と化合して香味を損なうばかりでなく、紅茶の色を黒っぽくしてしまうのでダメ。。

お湯を入れると、茶葉がジャンピングして上下に動く。
この上下の動きがなくなったら、出来上がり!
茶こしを通しながら、紅茶の液体だけをカップに注ぎいれる。


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